世界の出産祝い <韓国編>

9c6b7208日本のお隣さん韓国と言えば、出産後ママと赤ちゃんが一緒に過ごす「産後調理院」が有名ですよね。女優の小雪さんが利用したことでも注目されました。女性にとって非常に興味のある施設ですので、出産祝いと一緒にご紹介したいと思います。

韓国の出産祝いと言えば、「ワカメ」が欠かせないそうです。ワカメは産後に失った栄養を補ってくれるだけでなく、ミネラルが豊富で血液もキレイにしてくれるなど女性には嬉しい食材です。韓国では出産後すぐの食事は必ずワカメスープが出されます。そして少なくとも産後1か月はワカメスープを食べ続けるそうです。ワカメスープならとても手軽ですしおいしい物なので、毎日食べても飽きないですね。産後調理院でももちろん毎日ワカメスープを食べるそうです。

日本でも出産後は体をしっかり休めないと産後の肥立ちが悪くなると言うことで、3週間から1ヶ月を目安に床上げをするように昔から言われています。韓国でも同じように、産褥期はできるだけ体を休め必要な栄養を摂って過ごしてきましたが、核家族が増えたことで家でゆっくりケアすることができなくなってしまいました。そのため産後調理院が作られ、産後はそちらで赤ちゃんと一緒に体を回復するようになったそうです。

a1180_005769_m出産した病院とは別の産後調理院に入り、暖かい部屋の中で栄養バランスの整った食事を食べて過ごします。赤ちゃんのお世話もしてくれるので、ママはゆっくり休むことができます。その中で赤ちゃんのお世話の仕方や母乳の飲ませ方などを教えてくれるので、新米ママには嬉しいことばかり。中にはエステなどの美容施設が充実しているところもあり、産後の体型回復にも役立ちます。出産後は右も左もわからなくて不安になってしまうことも多いですが、産後調理院にいれば安心ですし、他のママとも仲良くなれそうですね。

高齢化が進み少子化問題が深刻な日本ですが、このようなママにも赤ちゃんにもやさしい施設があると、出産率もあがるかもしれませんね。

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