友人や同僚から出産の知らせを受けたら、すぐに赤ちゃんに会いたくなってしまいますよね。そうだ、出産祝いを病院へ持って行こう!と思いついても、ちょっと待ってください。相手の方にとってはあまり嬉しくないことになってしまうかもしれませんよ。
●親しい間柄でないと迷惑になることも
出産は命がけの行為。出産後のママは疲労困憊です。いくら安産だったと言っても、出産にはものすごいエネルギーを使います。それに、出産を終えたママの体は、元に戻ろうと次のステップに進んでいます。出産時の筋肉痛に加え、後陣痛と言われるお腹の痛みを感じているかもしれません。
さらに、今までお腹の中で守られていた赤ちゃんは急に外界に出てびっくりしています。不安から泣いてばかりいる赤ちゃんもいますし、出産後からおむつのお世話や授乳などでママはほとんど眠れていないかもしれません。あなただったら、正直言ってそんな時に誰かに来てもらいたいと思いますか?とても親しい間柄で、ママからのお誘いを受けたのではない限り、病院へのお見舞いは控えるのが良さそうです。ママは身だしなみを整える余裕もありませんから、特に親族以外の男性の訪問は迷惑になってしまう可能性が大きいです。授乳にも困りますからね。
●生花は病院に確認してからにしましょう
病院への訪問を控える代わりにせめて、お祝いの気持ちだけでも届けたいと生花を贈る方も多いようです。かわいらしいお花は病室を彩りますから、ママの気持ちも明るくなりますよね。ただ、最近では感染やアレルギーの観点から、生花の持ち込みをNGとしている病院も増えています。あらかじめ確認してから持って行ったり、お届けするのが良いかもしれません。
その他のプレゼントを病院へ贈るということもできますが、退院時の荷物になってしまうのでおすすめできません。赤ちゃんのお名前が決まってから、プレゼントを考えても十分間に合います。産後のばたばたと落ち着かないときよりも、少し落ち着いてからの方が余裕を持って出産祝いを受け取ってもらえるはずですよ!